管理人のぽぽです。

私の過去をちょっとお話させてください。

中学の成績はほぼオール5。

これはいける!と調子に乗って、うっかり、いわゆる都内の「進学重点校」に受験・入学しました。

 

そして、入学早々しっかり落ちこぼれてしまいました。

 

入学当初は上位20%だった成績が、気がつけば、下から20%を記録したことも…。

今まで順風満帆だった勉強でつまずいてしまい、今振り返ると、すごく苦しい日々でした。

 

「どうして自分はこんなにダメになってしまったんだろう…。

と落ち込んでばかりいました。

 

そんな私も、何とか私立の薬科大学に合格し、薬剤師としての職を得て、人のお役に立てるお仕事をしています。

 

私と同じ悩みで、今苦しんでいるあなたに、どうしたら今の苦しい状況から抜け出せるのか…。

 

そのヒントになればと思い、私なりの経験を踏まえて解決策を提案できればと思います。


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そもそも、なぜ、高校の勉強についていけなくなるのか?

 

専門性が高くなる

中学受験は、一部の生徒たちが行うという感じですが、高校受験は(内部進学や、進学自体をしないという場合を除けば)んどの学生が行いますよね。

 

そうすると、高校ごとに、生徒の「レベル分け」が行われます。

 

中学までは、色々な生徒がいるわけですから、あまり専門性に特化した難しい内容は扱うことができません。

 

一方、高校になると、生徒が受験というフィルターを通って入学してきます。

 

つまり、ある程度のレベルが保証されていると、学校が考え、中学まではなかなかできなかった、専門的な難しい内容をガンガン教えるようになるのです。

 

また、高校は義務教育ではないので、それもあって、授業内容を「どの生徒もだいたい理解してほしい内容」に抑さえる必要がなくなるのです。

 

勉強量・暗記量が増える

山盛り

専門的な内容を学べば、当然勉強量・暗記量も増えます。

 

中学生のときと、高校生のときの教科書や参考書の厚みを比べるとなんとなく、理解していただけるかと思います。

 

授業のスピードが早い

覚える内容が、中学校よりも専門的で、量も多くなっているのに、実は授業時間はそんなに増やせません。

 

確かに、高校の授業は、中学の授業に比べてコマ数は多いですが、だからといって授業時間が2倍も3倍も長くなるなんてことはないですよね?

 

せいぜい、1日1~2時間授業時間を増やせればいい方です。

 

こんな風に、限られた時間にギュッ!と授業内容を詰め込まなければいけないので、それにつられて授業のスピードも速くなります。

 

時間がないときなどは「ここは読んでおいて下さい」「覚えておいてください」の一言でさらっと流されておしまいです。

 

それに授業の進捗状況も、できない生徒に合わせなきゃいけない!なんてプレッシャーは、中学校ほどないので、高校の先生もそこはあまり気にせずさらさら流しちゃう場合もあると思います。

 

 

私も見事に、この、数々のトラップに引っかかりました…(; 😉

 

そして、落ちこぼれライフを味わいました。

 

でも、いつまでもそうしているわけにもいけません。

 

そこで私が、一番力を入れたのが、

わかりやすい教え方をしてくれる先生を見つける

ことでした。

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わかりやすい教え方をしてくれる先生を見つける

 

わかりやすい教え方をしてくれる先生をいかに見つけるかということが、最大にして唯一のポイントといっても過言ではないと思います!

 

独学では限界がありますし、モチベーションも続きません!

 

私はこれに成功したおかげで、落ちこぼれライフから抜け出せました。

 

でもわかりやすい教え方をしてくれる先生って、待ってても向こうから、勉強を教えに来てはくれません。

 

自分から積極的に探さないといけません!

 

では、どこを探せばいいのでしょうか?

 

候補地1:学校で探す

a school teacher

まずは、あなたが通っている学校から探してみましょう。

自分の学年を担当している先生ではなくても大丈夫です!

 

「こんなに困っています。助けてほしい!」

 

という風に伝えればたいていの先生は協力してくれます。(そこで嫌そうな顔をする先生は、あんまりいい先生ではないので、無視しましょう!)

 

部活動を持っている先生なら難しいかもしれませんが、それ以外の先生ならある程度時間は融通してくれるはずです。

 

私の場合、化学ですっごく優しくて、粘り強くつきあってくれる先生がいたので、放課後よく勉強を見てもらっていました^^

 

ただ、なかなか学校だけで、そのような先生に巡り会うのは大変だと思うので別の候補地もお伝えしますね。

 

候補地2:学校以外で探す

学校以外にも候補地はいくつかあります。

 

それぞれの、メリット・デメリットとともに紹介しますね。

 

個別塾・家庭教師

あなたのペースに合わせて勉強を教えてくれるので、おすすめです。

 

逆に集団塾だと、学校と同じように、またおいていかれる可能性があるのであまりおすすめしません。

 

個別塾・家庭教師は集団塾と違って、指定の教材を使わなくてないけないという縛りもありません。

 

ピンポイントにわからない問題を見せて、教えてもらいましょう!

 

ただし、個別塾・家庭教師は、大学生のアルバイトでもなれる職種です。

 

彼らの教え方が必ずしも悪いというわけではないですが、先生によって質が大きく異なることは知っておいた方がいいです。

 

ねばり強く、相性のいい先生を見つけましょう!

 

ビデオ学習

PC

ビデオ講義ってメジャーになりつつありますが、まだまだ浸透していない勉強法だと思います。

 

それに、授業をしてくれるのが、生身の先生ではなく、ビデオの再生画像だけなので、どうしても緊張感がなくて、余計なことを考えたり、寝てしまったり…というデメリットもあります

 

ただ、それを上回るメリットが、ビデオ学習にはあると私は考えています。

 

それは、何回も繰り返し、学習できるということ!

 

授業を1回聞いただけだと、なかなか理解できないですよね。

 

私はむしろ、1回授業を聞いただけで理解できるというほうが、珍しいと思っています!

 

1回聞いてわからなくても、5回6回と繰り返すうちに、だんだんわかるようになります!

 

普通の授業なら、5回6回繰り返すなんて、それこそ時間が足りなくなりますが、ビデオ再生だと倍速という機能があります。


うまく利用して、勉強効率を高めましょう!

 

私が一番学力を伸ばせたのも、この、「何度も繰り返す作戦」を実行したからこそ!

 

いくら、苦手な数学でも、さすがに同じ授業を6回も受ければ、問題の解き方とかがわかりますし、ほかの類題を見たときも!「あ、あのパターンだ!」わかるようになりました^^

 

それに、ビデオ学習はPCさえあれば、どこでも受けることができます!

 

「近くに塾がないんです…。」

 

という場合も、とても使いやすいと思います!!

 

ただ、一口にビデオ学習にもいろいろな種類があります。

 

YouTubeで無料公開しているものから、東進などのような大手予備校もビデオ授業を配信しています。

 

ぜひ、実際にいろんな動画をみて、自分に合うものを見つけてみてくださいね!

 

最後は、高校は最終学歴ではない!!と開き直る

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そうなんです…。

 

結局最終学歴で重要なのって、高校の名前ではなく、大学の名前なんです…。

 

だから、いくら高校が「灘や開成」だったとしても、大学名がイマイチだったら社会的な評価もそこまでぱっとしません!(灘や開成レベルだともしかしたら違うのかもしれないですが…)

 

逆に言えば、高校での成績がイマイチでも、大学に合格できればチャラになるのです!

 

「えー…。高校の成績がイマイチなのに、大学なんて…。」

 

とあなたは思うかもしれませんね。

 

でも、高校の勉強と、大学の受験勉強って、実は必ずしも比例するわけではないんです!

 

高校の先生が作るテストと、大学の先生が作る入試問題って、全然作り方が違うので、当然、攻略方法も変わってきます!

 

高校の勉強は、進学できるギリギリでなんとかしのぐ一方で、塾などで志望大学の入試問題に沿った勉強をするという作戦もありです!(学内推薦を狙うなら別ですが…。)

 

ですから、必ずしも、「高校の勉強について行かなきゃ!」という考えに縛られなくても大丈夫だと思います!

 

まとめ

 

  • 高校の勉強がついて行けなくなる原因は3つ(専門性・量・スピード)
  • わかりやすい教え方をしてくれる先生を見つけるのが、落ちこぼれを抜け出すコツ!
  • ただし、先生は自分で探しに行かないといけない!候補地は学校と学校外!
  • 学校外であれば、個別塾・家庭教師やビデオ学習がおすすめです!
  • 最後は、高校は最終学歴ではないと開き直りましょう!
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