中学の夏休みにはたくさんの宿題が出されます。
部活に夏期講習に忙しい夏休み、できるだけ早く終わらせたいですよね。
そんな夏休みの宿題を早く終わらせるには、
- 完璧さを求めず、いかに割り切って終わらせられるか
- 時間制限を意識できるか
この2点が鍵です。
具体的にどうしたらいいのかお話ししていきます。
目次
最近の中学生は忙しい
最近の中学生は忙しいです。
夏休みの予定は部活動と夏期講習の予定でびっしりという方も多いのではないでしょうか?
せっかくの長期休みなので、友達と遊びに出かけたり家族と旅行に行ったりすることもあります。
スマホやゲームなど娯楽もたくさんあります。
だからこそ、学校から出された夏休みの課題は早めに効率的に終わらせたいものです。
夏休みの宿題で評価されるのは?
夏休みの宿題を後回しにしてしまうのは
- めんどくさい
- 時間がかかる
ということもあるでしょうが、実は
- 上手くやらなきゃ
- 完璧にしなきゃ
という気持ちがかげで邪魔をしている場合もあるのです。
だから、分からない問題にぶつかるであろう問題集を開くのがおっくうになってしまうのです。
でも、この夏休みの宿題、果たして完成度が一体どのくらい評価に響くのでしょうか?
読書感想文や、自由研究など、自分の創造性や工夫が問われるものはある程度、成果物の出来が評価されます。
しかし問題集の決められたページを解いて自分で丸付をするタイプの問題はどのくらい解けたかという正解率ではなく、ちゃんと最後まで期日内に解いてきたかで評価されます。
いわゆる提出点というものですね。
(もし正解率で評価していたら、まじめに解いて間違えたひとと、ズルして答えを全部鉛筆で写してあたかも正解したかのように丸をつけた人の間で不公平がでてしまいますから。)
なのでわかる問題は解いて、考えても分からない問題は素直に答えをみて期日内に終わらせるのがいいのです。
答えを見ても分からない問題に関しては、あとで先生や親御さんに教えてもらうと力になります。
また、読書感想文や、自由研究など、課題物の完成度が問われる課題は、内申の成績がどうしても欲しいのであればこだわりをもってじっくり取り組むのがいいでしょう。
けれど、内申ではなく入試で点数を取ることを考えているのであれば、そこまで完璧だったり素晴らしいものにこだわる必要はないと思います。
ですから、ひとまずは提出点をもらえることを目標に、気楽に夏休みの宿題に取り組んでみてください。
宿題の全量を把握する
夏休みの宿題が全部でどれくらいあるか把握しましょう。
A4用紙1枚にすべて書き出すと分かりやすいです。
それと、夏休みの宿題はできるだけ一カ所にまとめるのがオススメです。
完成した課題はどんどんその場所から外していくと、見た目にも宿題がどれくらい終わったか分かりやすいですし、とりこぼしもなくなります。
自分1人ではどうしても宿題をサボってしまうようなら、家族のいるリビングに夏休みの宿題をまとめて置いておいて、進捗度を一緒に確認してもらうのもいいでしょう。
どのくらい勉強時間があるのか考える
次に一体夏休みのうちどれだけの時間を宿題に当てられるのかを考えてみましょう。
ポイントは、勉強時間をきつく設定しすぎないこと。
- 気が緩んで生活習慣が乱れがちになる
- 部活・塾へ行く&そこまでの往復時間
- 部活の疲れでちょっと休憩する
- 塾の宿題をする時間
- 友達と遊びに行く
- 家族で旅行にいく
などなどを考えると、
意外に時間がない。
ことに気づくと思います。
おおざっぱな計画を立てる
夏休みの宿題の量と、夏休みの宿題にかけられる時間を把握した上で、おおざっぱな計画を立てましょう。
基本的に計画通りには行かないものです。
だいたい1週間おきくらいに計画を修正しましょう。
大事なのは計画通りに進めることではなく、期限までに宿題を終わらせることです。
計画通りにならなくてもイライラせず、こまめに計画を修正してください。
朝寝坊・夜更かしをしない
休みだからといって、朝寝坊・夜更かしはしないようにしましょう。
学校があるときとおなじような生活は無理かもしれませんが、それでも朝は決まった時間に起きて、寝る1時間前にスマホ・ゲーム画面は見ないようにしたいものです。
仮に朝1時間寝坊し続けたとしたら1日×30日で30時間が無駄になる計算になります。
問題集のなど単純作業は時間制限をつけて
問題集などの単純作業は、計画も立てやすいですし、進めやすいので早い段階から取り組みましょう。
問題を解くときは、学校の授業と同じで時間制限をつけると効果的です。
タイマーをセットして、
- 50分問題集をやって10分休む
- 25分やって5分休む
などがオススメです。
しっかり休憩時間をとることで、集中力も長く続きます。
そして制限時間があるので、分からない問題にはあまり時間をかけ過ぎず、解答を読んで理解しましょう。
(だからといって全くなにも考えないで解答だけ読んでも自分の力になりませんが)
解答を読んでも分からない、気になるところは付箋をつけて、塾の先生や学校の先生、親・兄弟に聞くようにすれば力になります。
ただし、あまりに問題集で分からない問題が多すぎるときは要注意です。
解答を写すだけになってしまいます。
そういうときは、まわりの大人や、可能なようなら塾(特に個別塾)に問題集を持ち込み、ヒントを出してもらって自分で考える時間も作りましょう。
自由研究や読書感想文は大人に手伝ってもらう
自由研究や読書感想文は、自分でテーマを決めるところから始めなければいけません。
悩んで決めても、意外に大変で最後までやり遂げられなかったりすることもあるでしょう。
そういうときはまわりの大人に頼りましょう。
自分に向いていそうな課題、自分が興味を持って取り組めそうな本のタイトルなどアドバイスをもらえるはずです。
また、自由研究や読書感想文は自由度が高いだけに、こだわればいくらでも時間がかけられてしまいます。
だからといって、だらだらと時間をかけることは好ましくありません。
期間や一日の作業量を決めて時間内に終わるよう心がけましょう。
まとめ
中学性の夏休みは、部活に夏期講習で特に忙しいものです。
夏休みの宿題は手早く終わらせたいところ。
夏休みの宿題は、多くの場合重要なのは提出点であり、期限内に課題を終わらせることです。
ですから、期限内に夏休みの宿題に取り組むときは、
- 完璧さを求めず、割り切る
- 時間制限を意識する
この2点を注意して下さい。
早く宿題を終わらせて、夏休みを満喫して下さいね。