こんにちは!ぽぽです。
私は大学在学中にTOEICで945点を取得しました。
その経験を活かし、TOEIC受験前日・当日のオススメの過ごし方と持ち物をまとめました。
ちなみに、TOEICの勉強法もまとめていますので、よろしければこちらもあわせてご覧ください^^
【関連記事】TOEICの勉強法~大学生が効率良く900点をとる方法
目次
前日の過ごし方
TOEIC前日はどのように過ごせばいいのでしょうか?
ポイントは「リラックス」と「体調管理」です。
リラックス
試験前日は、精神状態を整えることが非常に重要です。
焦って、「もっと勉強しておけば良かった」と自分を責めたり、緊張のあまり夜十分な睡眠がとれなかったりすると、TOEIC受験当日に十分な実力を発揮することはできません。
受験当日を落ち着いた気持ちで迎えられるように次の点に注意しましょう。
新しい問題集に挑戦しない
試験前日に、新しい問題集に挑戦することは避けましょう。
時間が迫る中、新しいことを無理に詰め込もうとするとパニックになってしまいますし、「まだ、解けない問題がある」と自信がぐらついてしまいかねません。
ここまであなたは十分勉強してきました。
「あのとき、ちょっと勉強サボっちゃったな」「パート4はまだ苦手だな」
そんな後悔や反省、焦る気持ちがあるかもしれません。
人間追い詰められると、どうしてもマイナス面に目を向けがちです。
しかし、TOEICの勉強を始めた頃に比べてどうでしょうか?
あのときはTOEICの問題を読んでいるだけで眠くなっていたのが、今ではしっかり文章を最後まで読めるようになっていたり、昔より文章を読むスピードも上がったりしてはいませんか?
文法問題も感覚で解いていたのが、今では根拠を明確に意識しながら正解が選べるようになっていませんか?
TOEICの勉強を始めた当初に比べて、あなたの英語力は格段に上がっているのハズです。
受験前日はこのようなことに目を向けることにしましょう。
そうすると、自分の進歩を実感し落ち着いて過ごせるハズです。
もうここまできたのです、あとは自分で自分を褒めてあげましょう。
アニメや漫画の主人公のように試験本番にだけ、スーパーパワーが沸いてくるなんてことは、現実世界では稀です。
現実の試験会場は、「自分がこれで頑張ってきました」という成果を「置いてくる」場所です。
ですから、無理に気負って実力以上の力を発揮ししようと焦るのではなく、「普段の実力」を発揮できるよう、気持ちを整えましょう。
当日持っていく参考書を絞る
TOEIC受験前日は、新しい参考書ではなく、今まで取り組んできた参考書を再度見返すようにしましょう。
これには先にお話ししたように、自分今までどれだけ努力したかを見返してTOEICに対する自信をつけると言う意味もありますが、もう一つ「TOEIC受験当日に持っていく参考書を絞る」という意味もあります。
TOEIC当日は勉強ができる時間は限られます。
通勤時間中・試験が始まるまでの時間・お昼休憩などはありますが、どれも細切れの時間でがっつり勉強することは難しいです。
ですから、当日は持参する参考書を絞ることをオススメします。
もともと参考書を1、2冊しか使用していない場合は、持ち運びにもそこまで苦労しないでしょうから、すべて持っていっても問題はないでしょう。
しかし、単語帳、文法書、問題集など、たくさんの参考書をもっている場合、数を絞ることをお勧めします。持ち運びが大変と言うこともありますが、それ以上に、たくさん参考書を持ち込んでしまうと、どの単元を復習すべきかが、ぼやけてしまうからです。
どの参考書のどの部分を復習しようか決めかねているうちに復習の時間がどんどん減ってしまう…。これってすごくもったいないと思いませんか?
ちなみに当日の一番効果的な復習は、「自分が一番苦手としている/何度も見ても覚えられない単語・文法」”だけ”をピンポイントに勉強することです。
普段は覚えていられないことでも、TOEICテスト当日中であれば、覚えていらえるはずです。
目新しい参考書の自分の苦手・できないところを覚えるのは非常にハードルが高いのでが、普段から使い慣れている参考書の自分の苦手・できないところならハードルも低く、試験の間中覚えていられます。
だから使い慣れた参考書を復習して、「ここ苦手!!」というところに
- 事前に付箋をつけておく/ドッグイヤーする
などの工夫で、ぱっとみてすぐに分かるようにしておきましょう。
どうしても教材の数が多くてすべて持ち込めない場合は、
- 写メをとる
- 重要なページだけ本から切り取る
という手段もオススメです。
持ち物をチェック
持ち物については、次の章で詳しく解説します。
忘れ物をするとパニックになります。しっかり前日に持ち物をチェックしましょう。
受験会場までの経路
会場への行き方は必ずチェックしておきましょう。
ただし、会場に到着する時間は要注意。
受付開始前は会場に入れてもらえない場合があります。
また、TOEICは受験者人数が膨大で、よく大学が受験会場として使用されるのですが、広大なキャンパスでは、なかなか近くにカフェがなく、時間もつぶせません。
それに、受験当日は大概大学は休みの日なので学食も開いていません。(体験談)
だからといってあまりにもギリギリもよくありません。
なぜなら地図アプリで提示された時間に目的地(●●大学)に着いたとしても、広い敷地のおかげで、実際にテストを受ける教室にたどり着くまでに、更に十数分~数十分移動しなければならないこともあります。
それを考えると、受付開始時間である11:45の、さらに15~30分前くらいに現地入りしておきたいものです。
体調管理
前日は早めに準備をすませて、適度な睡眠を心がけましょう。
TOEIC受験前日は興奮してなかなか寝付けないかもしれませんが、目を閉じて横になっているだけでも休息の効果があります。
また、当日は早起きを心がけましょう。
起きたばかりは寝ぼけてしまって脳がうまく働きません。
早起きをして、試験が始まる時には頭がフル回転できるようにコンディションを整えましょう。
持ち物
TOEIC受験前日に、忘れ物があったら大変です!
しっかり当日必要なものを確認しておきましょう。
必需品
- 受験票
受験票が手元に届いたら縦4cm×横3cmの証明写真(カラー・白黒可)を貼ることを忘れずに! - 身分証明書
写真付きの身分書の提示が求められます。運転免許証・学生証・社員証・パスポート・個人番号カード・住民基本台帳カードなどはOKですが、保険証は写真がないのでNG。 - 腕時計
腕時計以外はNGなので注意。 - 筆記用具(鉛筆と消しゴム)
筆記用具としてはマークシート用の鉛筆とシャープペンシルをそれぞれ2本以上持っていくことをオススメします。
鉛筆もシャーペンもそれぞれ、「筆圧で芯が折れても交換できない」、「芯が根詰まりをおこす」などのリスクが考えられるので、両方もっているとより安心です。
消しゴムも床に落としてしまったときのことを考えて、2つ以上もっていると安心です。 - ケータイ電話
調べ物に便利。交通状況や受験直前に気になったことを調べたりすることがでいます。 - 財布
万が一、忘れ物をしてもお金を持っていれば近くのお店で購入できます。 - 定期券(スイカ/パスモ)
- ハンカチ/ティッシュ
プラスαの持ち物
次はプラスアルファの持ち物です。
受験会場でもTOEIC受験前日同様「リラックス」することと「体調管理」が大切です。
この受験会場でこの2つをサポートしてくれる持ち物をピックアップしました。
試験会場でリラックスするために必要な持ち物
- 耳栓
受験当日は気が張っているせいで、会場内のかすかなざわめきも、大きく聞こえ集中力がそがれることがあります。
耳栓はそんな外部の音をシャットアウトしてくれるのでオススメです。 - 音楽プレイヤー
耳栓の代わりに音楽プレイヤーを聞いてもいいでしょう。
TOEICのリスニング問題をダウンロードしていけば、受験直前にリスニングの感覚を呼び覚ますことができます。 - 前日選んだ勉強道具
前日の段階で選りすぐった参考書はかならず持っていきましょう。
効果的に自分が苦手な箇所を復習できるだけでなく、使い込んだ参考書を見ることで自信にもつながるはずです。
試験会場での体調管理に必要な持ち物
- 常備薬(整腸剤/下痢止め/頭痛薬/目薬/花粉症の薬)
試験会場では独特の緊張感、そして空調の関係で普段よりもお腹が下りやすくなりがちです。
整腸剤・下痢止めがあると安心です。
普段から頭痛や目の乾燥が気になる場合は頭痛薬や目薬も持参しましょう。
また花粉症の時期は花粉症の薬も必須です!鼻水やのどの痛みを気にしているとテストに集中できません。 - お弁当
お弁当は、できるだけ消化によく、お腹に優しいものを選びましょう。
しっかりエネルギー補給をすることは大事なのですが、あまりこってりしたご飯だと、午後のリーディングのテストで眠くなってしまいます。
また、お弁当をコンビニなどで購入する際は、現地ではなく自宅最寄り駅のコンビニなどがオススメです。
試験会場付近でなかなかコンビニが見つからない、あるいは他の受験生も集まってしまい欲しいものがなかったという場合も考えられるからです。 - 飲み物
飲み物はキンキンに冷えたものより、お腹に優しい常温や、あたたかい飲み物をオススメします。
栄養ドリンクやコーヒーは頭をすっきりされるという意味ではいいのですが、お腹を下したり、トイレが近くなる可能性があるので試験会場では避けた方が無難でしょう。朝自宅で飲んでくる分には全然問題ないと思います。
どうしても試験会場でもカフェインがとりたい場合は「フリスク」がオススメです。 - 調節しやすい服装&上着
夏場は空調が効きすぎて教室が冷え切っていることがあるので、上着は必ず持っていきましょう。
冬場は冬場で暖房が効きすぎて頭がぼうっとしてしまう、逆に全然暖房が効かなくて凍えてしまう場合も考えられます。どんな環境でも対応できるように重ね着をしていくことをオススメします。
当日のポイント
最後に、試験会場でのポイントをお伝えします。
- 集中力を高めよう
TOEICは集中力勝負です。時間が非常にタイトなので、やり直したりじっくり読み直す時間はほぼありません。どの選択肢も常に一発勝負です。ですから、余計なことはできるだけ考えず目の前の試験に全力をそそいでくださいね。 - 問題用紙に書き込みは出来ない
TOEICは問題用紙にメモをとることが認められていません。
ですから、「これが正解かな?」とあたりをつけたら、すぐに、回答用紙にマークをつけていってくださいね。
TOEIC本番はとても緊張しますが、自分の今までの努力の成果を発揮できる最高の舞台でもあります。
自分のいままでの成果を試験会場に置いてくる!という落ち着いた気持ちで最大限のチカラを出してきて下さいね。