あなたは、模擬試験を受ける意味ってなんだとおもいますか?
私は正直、模擬試験を受けている最中に、
「模擬試験を受けて意味あるのかなー。こんなに時間が余るんならその時間を、自分で、参考書とか演習問題する時間に当てたいなー」
なんて生意気にも思っていたことがありました(汗
まあ、ようは、自分の学力が足りていないからそう感じてしまうわけですが…(汗
なかなかそれを素直に認められず、そう感じてしまうわけで…(苦笑
模試は、本番の試験よりも難しく作られることが多いため、余計にそう感じるのではないかと思います。
特に、高校受験・大学受験の模試を受けてるときは「模試って意味あるのかなー」と思うことが多かったです。
でも薬剤師模擬試験に真面目に取り組むようになってから、認識が変わりました!
「なんだ!模試って自分が成長するチャンスなんだ!」と。
一応このブログでは、薬剤師国家試験の模試を意識して書いています。
でも内容としては、模試全般に通じることだと思いますし、薬学の用語も一切使っていません。
なので、薬学には全然縁がないけど、
「模試って受ける意味あるのかなー」
という疑問をもったあなたに、ぜひ読んで頂きたいです!
模試のいいところを、
- 模試を受ける前
- 模試を受けている最中
- 模試を受けた後
- 模試を2回以上継続すること
この4つに注目してお話しますね。
それと、この模試を受けることって、すごく身近な活動と似ているなと、ふと思ったんです。
私の場合、自分が趣味でおこなっている歌です。
この間参加した、歌の発表会を通して、
「あ、これって、実は、模擬試験と同じことなんだ!」
と感じたので、そのときのことも交えながら、書いていきたいと思います。
あなた自身もおそらく、部活動の練習試合、趣味でやっている活動の発表会などで似たような体験をされたことがあるのではないかと思います。
ぜひ、ご自身の体験に置き換えながら読んでみてくださいね!
模試を受ける前
模試を受ける前は、模試に向けて一生懸命に過去問や、参考書で勉強しますよね?
それだけでも、ただ目標もなく漠然と勉強するより集中できるようになります。
過去問や、参考書の勉強法は、それぞれ下の記事の中で説明しているので、ぜひどうやって勉強していこうか悩んでいたら参考にしてみてくださいね。
【関連記事】【カンニングがコツ!?】薬剤師国家試験対策ー過去問の勉強法
【関連記事】【過去問より大事!?】薬剤師国家試験対策〜参考書の勉強法
ここで模試に対抗できる学力をつけられるかどうかが、模試を有効活用できるか決める大きなポイントです。
ガンバっていきましょう!
私が久しぶりに声楽の練習を始めたときは、漠然と歌を始めた感じでした。
しかし、いざ歌の発表会に参加しようと決めたことで、自然と練習に力が入るようになりました。
模試を受けている最中
模試を受けているときが、もっとも成長できる瞬間だと思います。
模試では時間制限があります。
それに、試験なので
「いい成績をだしたい!」
という心理も働きますよね。
どちらも大きなプレッシャーです。
でも、このプレッシャーのおかげで、短時間で高いパフォーマンスを出そうと、脳がフル回転するんです。
その結果、ちょっと難しそうに見える問題も、解けてしまったりするのです。
歌の発表会本番では20人くらいの観客がいて、とても胸がドキドキしました。
本番はたったの2~3分の短い曲です。
その短い時間で、
「出来るだけ上手に歌いたい!」
と思い、今まで練習したことを懸命に思い出して、全力で歌いました。
模試を受けた後
模試を受けたあと、正解した問題も、そうでなかった問題も、解説を読んでみると、とても勉強になります。
なぜかというと、模擬試験は、その名の通り“本番の試験を模したもの”であり、究極の予想問題集だからです!
とは言っても、あくまで予想でしかないので、本番の試験でどの程度出題されるかはわかりません。
しかし、膨大な出題範囲から、どこを重点的に勉強していくべきか自分で判断していくのは簡単ではありません。
ここは、プロの講師が作成した問題から、どの問題が出題されそうかを教えてもらいましょう!
そして、模試を復習するときは、必ず参考書も一緒にみてください。
模試の問題が、参考書のどこから出題されているか調べると、
「え!この参考書の記述から、こんな風に問題が作れるんだ!」
とわかり、きっと参考書の見方が変わりますよ。
それと、一度模試で解いた問題は、記憶に残りやすくなります。
暗記をしようと、たくさんゴロを作成したり、たくさん紙に書いたり、読み上げたりすることも、暗記に有効です。
でもそれ以外にも、模試という「特別な状況で解いた問題」ということも、暗記を手助けしてくれるのです。
歌の発表を行ったあとは、先生たちからのフィードバックをもらいながら、反省点を考えました。
そしてそのあと歌のレッスンにも何度か通っています。
どうも先生が言うには、
「発表会を終えたあと、みんな歌い方が変わるのよね」
ということ。
私の解釈としては、本番で、みんな自分の一番いい歌い方をしようと頑張ると思うんです。
その時の感覚が、「発表会で歌った」という強烈な記憶とともに残るので、発表会後にも反映されるんじゃないかと密かに思っています。
模試を2回以上継続すること
模試を2回以上継続することで、自分の達成度や成長度合いがわかります。
それ以外に、模試を何回か受けることで”試験慣れ”することができます。
本番と同じような環境を何度も味わっておくと、本番でもそこまで緊張しなくて済むのではと思います。
歌の発表会も、やはり会を重ねるごとに緊張しなくなってきます。
緊張しないおかげで、普段通りの実力がだせるので、慣れって大事ですね!
まとめ
- 模試は、成長するチャンス
- 模試で成長するタイミングは、模試前・最中・後。そして模試を2回以上継続受験することも大事!
- 部活動の練習試合・趣味の発表を通しての成長と、模試で成長には共通点あり!