女性薬剤師は他の職業に比べて
- 結婚できない
- 結婚しない
ひとの割合が多いように感じます。
結婚しても婚期が遅めになる傾向があるようです。
女性薬剤師は基本的にまじめで慎重な人が多く、恋愛にも慎重であるというのが一つの理由でしょう。
ただ、それ以上に薬剤師の女性を取り巻く環境が結婚できない(しない)、結婚が遅れる大きな原因です。
この記事では、女性薬剤師が結婚できない(しない)理由とどうしたら結婚できるかもまとめました。
目次
結婚できない理由=学生時代編=
多くの人が大学時代に相手を見つけて結婚しています。
その一方、薬剤師の女性は他学部と比べて大学在学中に、パートナーを見つけにくい環境にあります。
学生生活が長い&忙しい
まず、薬学生の大学生活は6年と他学部に比べて2年も長いです。
収入のない学生時代に結婚する人はなかなかいないので、婚期が遅くなります。
しかも在学6年間はしっかり勉強しなければいけなません。
ほぼ高校生と同じように朝から晩までカリキュラムが組まれています。
定期テストの科目数も多く、薬剤師国家試験を意識しているので難易度も高いです。
4年次には実務実習に行くためのOSCE/CBTを受けなければいけません。
5年次には計5ヶ月に及ぶ実務実習があります。
その後は、就職活動と並行して、卒業研究と薬剤師国家試験の取得に向けた受験勉強が待っています。
そこにバイトやサークル活動も加われば更に忙しくなります。
結婚相手を意識して探すような暇がなかなかありません。
同学部の男性が少ない
薬学部は、男女比が半々、あるいは女性の方が数が多い、理系としては特殊な学部です。
そのため女性から見た場合、出会いの機会は少なくなります。
同学部に男子に男性としての魅力を感じにくい
理系男子というとどういうイメージをもつでしょうか?
頭はよく、真面目そうだけれど…。
融通が利かない、神経質、服のセンスがイマイチ、オタクっぽい、などなど。
文系に比べると、いわゆるモテる異性として魅力的な男性の割合が少なくなる傾向があります。
(もちろん、リア充薬学男子もたくさんいますが)
女性はそういったポイントをチェックしているので、なかなか恋愛に発展しないのかもしれません。
両親の経済力がある
私立の薬学部では卒業までに1200万円、あるいはそれ以上の学費がかかります。
それを払えるのは、多くの場合、経済力が豊かな両親のおかげです。
(奨学金から苦労して学費をまかなっている場合もありますが。)
薬学生の女性の多くがこのように、豊かな環境で育っているので、将来のパートナーにも知らず知らずその生活水準を満たせるだけの経済力を求める傾向があります。
例えば、この視点で同じ薬学部の男性を見るとどうでしょう?
同じように就職活動をし、年収や労働条件を冷静に見ることになり、パートナーとして選ぶことに慎重になります。
他学部との交流が少ない
薬科大学だとほかの大学との交流はほとんどありません。
総合大学の薬学部では、1年次は他学部と同じキャンパスだったりしますが、専門課程に入る2年次以降は独立したキャンパスで学ぶことが多いため、他学部との交流は難しくなります。
結果として出会いの機会も減ります。
結婚できない理由=社会人編=
社会人になると更に出会いの機会は少なくなります。
新卒時は特に心に余裕がない
薬剤師として働き出すと、覚えることがたくさんあります。
薬の用法用量、副作用、相互作用などなど。
学校の座学で学んだこと以上に現場では学ばなければいけないことがたくさんあります。
薬は命にかかわるので緊張感や責任もあります。
そのため恋愛をする余裕も生まれにくくなります。
仕事が忙しい
女性が働きやすい環境ではありますが、どうしても残業は覚悟しなければならないことも。
クリニックに隣接した薬局だと、クリニックが閉まるまでは薬局を閉めることができません。
風邪やインフルエンザが流行る年末年始は特に忙しいです。
また、慢性的にどこも人手不足気味なので、残業しなければならないこともあります。
そうすると出会いの機会を探す時間も少なくなります。
女性が働きやすい職場
病院はともかく、薬局に勤める薬剤師は、基本的に厳しい出世競争があるわけではなく、内容的にも女性が続け安い仕事です。
自分が主体的になって動くことができるので、やりがいを感じることもできます。
女性でも管理薬剤師として働いている方は沢山いますし、大きなグループ店の薬局であればキャリアアップもはかれます。
男性と同じように働き続けることができるので仕事優先の生活になる人もいるでしょう。
自分を養うだけの収入が稼げてしまいますから、特に結婚に焦りを感じなくなります。
出会いの場=学生時代編=
薬剤師は、大学在学中も、社会人になってもなかなかパートナーを見つけにくい職種です。
ですから積極的に行動して出会いの機会を作りましょう。
あなたが今学生なら、次の工夫をしてみてください。
同級生を見直す
身近なところにも出会いがあるかもしれません。
まずは同級生を見直しましょう。
- 実験の班が一緒になった
- 授業で座る席が近い
- 研究室で一緒になった
などの接点も大切です。
何気ない繋がりが思いがけない縁に繋がるかもしれません。
サークルに参加
サークルは、学内だけでなく学外のサークルもあります。
友達や先輩から情報収集してみてください。
薬剤師同士のサークルや医学部など他学部と合同のサークル、どれに入るかで出会う人も変わります。
出会いを求めるという意味では、女の子しかいないサークルは避けたほうがいいでしょう。
友達に紹介してもらう
友達はあなたの異性の好みを把握した上で異性を紹介してくれるので、ステキな人に出会えるかもしれません。
学生時代だけでなく、社会人になっても有効な方法です。
出会いの場=社会人編=
忙しい社会人、自然な出会いを待っているだけではなかなかチャンスが巡ってきません。
経済力やスマホの力を使って出会いをアレンジする方法もあります。
社内イベント
自分の所属する店舗から滅多に出ることのない薬局勤務では、社内研修、忘年会、新年会が他店舗の人と交流できるまたとない機会です。
同窓会
大学、高校、中学と同窓会の機会はたくさんあります。
当時は特に意識することのなかった同級生も、大人になると新鮮な目で見られるかもしれません。
趣味
スポーツでも音楽でも、趣味は自分の息抜きとしても大事です。
異性と交流のある趣味なら出会いも増えて一石二鳥です。
出会い系アプリ
効率的に相手を探すことに特化するのが出会い系アプリです。
だいたい女性は無料で登録することができるので複数のサイトに登録してちょこちょこのぞいてみるのがオススメです。
ただしネットでの活動は、自己責任になるので注意が必要です。
婚活サイト
業者さんが間に入ってアレンジしてくれるので安心感があります。
ただし契約料として数十万円かかりますし、お見合いを1つセッティングするごとに追加料金が発生する場合があります。
かつ、1年契約のところが多く、この1年の間に結婚相手か恋人を見つけるぞという気合いがないと結構辛いです。
婚活サイトはお金も労力もかかるので、複数のサイトをしっかり比較し、かつ婚活をやり遂げるだけの覚悟がある場合にオススメします。
まとめ
薬剤師は学生時代も社会人になってからも、結婚しにくい、あるい、結婚しなくてもいいような環境があります。
もしあなたが、それでも結婚したいと考えるのであれば、積極的に出会いの機会を見つけていきましょう。
あなたに素敵な出会いがあることを祈っています。