個別塾でのバイト講師あるあるをまとめました。

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コピー機の前の講師の行列

教室に1つしかないコピー機の前に講師の行列ができます。

入試の直前期は入試問題の過去問をコピーするので特に混みます。

コピーするのは短い休み時間中のことが多いので余計に人が集中します。

お互いのことを先生と呼ぶ

塾講師として働き出すと、たとえただの大学生のバイトだろうが、教育免許をもっていなかろうが、いきなり生徒やほかの講師から先生と呼ばれます。

最初は違和感がありますが、慣れればなんとも思わなくなります。

逆に慣れすぎて、仲良くなった講師とプライベートで遊びに行くときも、お互い先生と呼んでしまいます。

知らない単語の意味を聞かれたら辞書をひかせる

 dictionary

当然といえば当然ですが、先生であってもなんでも知っているわけではありません。

ですが、あまりにも「分からない、知らない」を連発すると、講師自身の権威と生徒からの信頼を損ねてしまいます。

 

そこで、なんとかその場をごまかすいいわけを編み出します。

生徒に知らない英単語を聞かれたら、「自分の力になるから辞書をひいてごらん」と何食わぬ顔で生徒に辞書をひかせます。

即座に答えられない質問を受けたら、「次回までに分かりやすくまとめてくるね」といって、その場を回避します。

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教えているうちに学生時代分からなかったことがわかるようになる

相手に教えていると、相手以上に自分が勉強になります。

 

わかっているようで分からなかったことに、教えているうちに気づくようになります。

例えば、どうしてWhoの疑問文には二種類あるのかとか…。

【関連記事】Wh疑問文の作り方【もう、英語で挫折したなんて言わせない!】

今までばらばらだった知識が体系的に理解できます。

 

もう一度受験をやり直したら、さらに偏差値の高い大学へ進学できたのではと思います。

夏期講習/冬季講習に忙殺される 

夏期講習・冬期講習は塾が一番忙しい時期です。

下手すれば朝10時から夕方10時まで講習です。

これをほぼ連日繰り返すと非常にハードです。

講習を入れすぎて大学の単位が取れず辞めていく

講師になりたてのとき、油断して夏休み・冬休みの予定を空けているとばんばん講習がはいります。

結果自分の勉強をする時間がなくなって大学の単位を落とすことも。

せっかく稼いだバイト代が、再試の受験費用へと消えます。

本末転倒ですので、これを機に辞めていく人もいます。

2-3年いるともうベテラン

アルバイト塾講師の入れ替わりはとても早いです。

就職活動や大学卒業、単位の関係などでどんどん人が入れ替わります。

そのため数年いるだけでベテランと言われます。

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理系は重宝される

teacher

理系出身の講師の割合は、少なく重宝されます。

数学や理科では大活躍します。

苦手科目でも教えないといけない

講師にも文系・理系かによって得意・不得意科目がありますが、ときには苦手科目も教えないといけません。

例えば、理系だからといって、理科・数学だけ教えればいいというわけではないのです。

特に中学生に教えていると、国語・英語・社会が必須ですから、これらの教科も当たり前に教えるように言われます。

国語は日本人ですし、英語も高校の必須なのでなんとかなるかんじですが、社会にあたると大変です。

解答片手に教えることになります。

生徒の最近の話題について行けない

生徒が休み時間に最近のドラマ・アニメなどの話をしますが、全然ついて行けないときがあります。

自分も年をとってしまったんだなと感じます。

 

逆に、知ってても先生の威厳を保つためにあえて知らないふりをする場合もあります。

申し送りを授業中に書けるようになる

次回の授業の申し送りと授業中の生徒の評価を毎回書きます。

最初は時間がかかりますが、自分の中で定型文を作ったり、報告書を大きめの字で書くなどして授業中に申し送りがかけるよう工夫します。

声の大きい先生の声がよく聞こえる

個別塾は、1つの大きな部屋を、パネルで仕切るだけの構造です。

そのため他の生徒と先生の声がよく聞こえます。

 

声の大きな先生は特に目立つので、授業後ネタ扱いされることがあります。

 

以上、塾講師あるあるでした。

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