新学期になって進学したら必ず行うのが、自己紹介!
周りは初対面の人ばかりで緊張してしまいますよね。
そんな中、いきなり自己紹介をしようとしても、うまく話せなくて当然です。
そこで今回は自己紹介がうまくできるコツや、自己紹介するときのNGポイントについて例文付きで解説していきます♪
そもそも自己紹介の目的は?
自己紹介ってそもそも何のためにするんでしょう?
緊張したり恥ずかしかったりするのでできれば避けたいもの!
でも自己紹介をすることで、同級生や先生に自分のことを知ってもらえ、話しかけられやすくなりますし、逆に先生や同級生がどんな人かわかるので、こちらも話しかけやすくなります!
できるだけ早く、楽しく、新しい環境になじむためには、自己紹介が大切なんです!
自己紹介で望ましい態度
自己紹介は、相手に向けて行うものです。
ですから、相手にとって、心地よいものであったり、わかりやすい自己紹介を目指しましょう!
逆にこのポイントさえおさえられていれば、ちょっと緊張したり、失敗したと思ってもOKです。
笑顔
笑顔は一番大切です!
あなたも、むすっとしてしゃべっている人の話よりも、笑顔の人の話のほうが、ついつい聞きたくなってしまいませんか?
緊張して、ついつい顔がこわばってしまいがちですが、できるだけ笑みを浮かべる努力をしてみましょう♪
どうしても笑顔は苦手…という場合は、自己紹介の直前に、口元を手で隠しながら、ちょっとほほえむ練習をすると効果的ですよ。
※ただ、恥ずかしさを隠すために、変なところで声に出して笑ってしまうことは避けましょう!!
背筋を伸ばす
つい緊張すると背筋が曲がってしまいますよね?
ただ猫背になると、なんとなく自信がなく、おどおどした印象を与えてしまいます。
ちょっと背筋を伸ばすだけで、自分の気持ちも前向きになりますし、発表も自信ありげに聞こえて、好印象です♪
ぜひ、試してみてくださいね!
聞き取りやすい声の大きさで、はっきり、ゆっくり話す
緊張するとどうしても、小さな声で早口になってしまいがち。
そうすると、せっかくの自己紹介が、相手に伝わりにくくなってしまします。
普段より若干大きめの声で、話すスピードは自分で少し遅いかなと思うくらいがちょうどいいでしょう。
みんなの方を見る
みんなの方を見ると、こちらからもどんな人がクラスにいるかわかりますし、クラスのみんなも、あなたの顔をしっかり見ることができます。
顔をしっかりみてもらうことも、立派な自己紹介です!
さらにみんなの方を見ることで、声がとおり、自己紹介の内容も聞き取ってもらいやすくなります。
それでも緊張してしまう…というあなたに。
普段30~40人の前で話すことなど滅多にないのですから、緊張してしまうのは当然です!
他のみんなもきっとあなたのように緊張しているはずです!
自分だけじゃないんだと思うとちょっぴり心強くないですか?
それに、自己紹介が大切といっても、自己紹介で全てが決まる訳ではありません。
学校生活は長いので、最初の自己紹介の他にも自分のことを知ってもらう機会はいろいろあります。
ちょっぴり緊張したって、失敗したと自分が思っても、いくらでも巻き返す機会はあります!
ですから、自己紹介では、上手な自己紹介を目指すのではなく、
「この子話しかけやすそう」とか、「雰囲気がよさそう」など。
少なくても、「話しかけにくそうだな」と思われないことを目標にしてみましょう!
自己紹介のコツ3選
実は、自己紹介には考え方によって以下の3つのコツがあるってご存じでしたか?
- 同級生との共通点の多い項目をいって、親近感をもってもらう
- 同級生と異なるユニークなことをいって、印象を強めてもらう
- 上級者テクニック:自分の名前を覚えてもらうという
では、具体的にどういうことか順番に見てみましょう♪
コツ1:同級生との共通点の多い項目をいって、親近感をもってもらう。
みんな小学校あるいは中学校に通っていた共通点があるので、以下の項目を自己紹介へ組み込むことはオススメです。
- 出身校
- 部活動
- 好きな教科/嫌いな教科
その他、このような話題もみんなと共通項が見つかりやすいのでオススメです。
- 好きなスポーツ
- 好き/嫌いな食べ物
- 漫画、アニメ、ゲーム
ただし
- 漫画、アニメ、ゲーム
について話すときは少し注意が必要です。
アニメや漫画、ゲームの内容がマニアックすぎると、多くの同級生に伝わらず、取っつきにくいと思われる可能性があります。
「ワンピース」くらいメジャーなアニメ・漫画ならばいいかもしれませんが、あまり有名でないタイトルの場合は具体名は言わなくて、ゲーム・アニメが好きくらいの簡単な紹介でOKです。
コツ2:同級生と異なるユニークなことをいって、印象を強めてもらう
人と違うことをいうと、それだけで印象に残りやすいです!
例えば、
- 将棋をしている
- バイオリンをしている
- 恐竜のことについては何でも知っている
- カフェ巡りが趣味
- 英検一級をもっている
などなど。
そんなに特殊なことでなくてもいいですが、他のクラスメイトがあまり自己紹介で言わなさそうなことを盛り込んでもいいでしょう。
ただ、英検一級をもっているなどは、あまりアピールし過ぎると嫌味っぽくなってしまうので、簡単に話す程度にしましょう。
コツ3:上級者向け名前を覚えてもらう
自己紹介の時点で、自分の名前を覚えてもらえたらかなりラッキーです。
制服に名札をつけない場合、最初は誰がなんという名前かわからないので声をかけにくく、仲良くなるペースもゆっくりです。
しかし、名前を覚えてもらえれば、同級生から声をかけてもらいやすくなり、その分早く仲良くなれるチャンスが増えます!
余裕がありそうならチャレンジしてみましょう。
ニックネーム
ニックネームとその由来を話せたら、自分の名前も覚えてもらいやすいです。
例えば、下の名前が恵みなので「メグ」と紹介したり。
今までニックネームで呼ばれたことがない人は、自分でニックネームを事前に考えて話すのも良いでしょう。
名字
ニックネームではなくて、名字を覚えてもらうのもOKです。
例)宮崎→宮崎駿監督と同じ名前です。ジブリ作品も大好きです。
例)鈴木です。イチローと同じ名字です。野球観戦が好きです。
上記の例のように有名人と自分の名前を引っかけると、名字も、趣味も覚えてもらいやすいので一石二鳥です。
ただし、この自己紹介はあくまで上級者向けです。
クラスの雰囲気をみて、このコツを使うかどうか考えてみてくださいね。
自己紹介で避けた方がいいこと
自己紹介をする上で、避けた方がいいポイントもあるので、紹介しますね。
受け狙い
最初の高いテンションで臨むと空回りする可能性があります。
特に、みんなが緊張している自己紹介の場では、クラスが静まり返ってしまうかも。
ダメというわけではないですが、クラスの雰囲気をよく見て考えましょう。
長すぎる/短すぎる
短すぎてもみんなの印象に残りませんし、逆に長いと飽きられてしまう可能性があります。
みんながどのくらいの時間をつかっているか、よく観察しましょう。
上から目線にならない
偉そうに話すと取っつきにくい人と思われる可能性が高くなります。
自分は上からだと意識してなくても、周りから上から目線だと思われていることもあるので注意が必要です。
自己紹介の流れと例
では自己紹介の実践の一例を挙げてみましょう。
【名前紹介】はじめまして。鈴木です。
イチロー選手と同じ名字で、僕も部活では野球をしていましたなど、上級者テクニックを使ってもいいですが、無理せず、単に名前を紹介するだけでもOK
↓
【プロフィールや趣味特技を紹介】
みんなと共通点が多いものと、逆にみんなと異なること両方言って、バランスの良い自己紹介に。
↓
【締めくくりの挨拶】1年間よろしくお願いします。
締めくくりの挨拶はシンプルでOK。
いかがでしたか?
いろいろ解説してきましたが、自己紹介に正解はありません。
いままで紹介したポイントを踏まえつつ、自分らしい自己紹介を考えてみてくださいね♪