勉強法や暗記法で効率的というと、あなたはどういったものを思い浮かべますか?
私はかつて、最小限の努力と時間で最大限の成果を生み出す方法が、効率的だと考えていました。
ただ、私の場合、最小限の努力では、それ相応の効果しか、出せませんでした。
この記事では、私が考える、効率的な勉強法をお伝えします。
私が考える効率的な勉強・暗記法
私が、6年間、大学の定期テストや薬剤師国家試験対策、そしてセミナー参加などを通して納得した、最も効率的な勉強・暗記法とは、
「常に勉強・暗記し続ける」という、ことです。
効率的な勉強なはずなのに、すっごく矛盾していますよね。
でも私にとっては、この一見、非効率的にみえる勉強法が、テストや国家試験の及第点に達する一番の近道だと思います。
それは、私たちの、記憶の仕方と関係しています。
記憶の仕方〜電話番号や学籍番号を例に〜
私もあなたの脳も、記憶の仕方に共通したクセがあるんです。
つまり何度も出てくるものや経験は割と自然に覚えることができるということです。
ご自分の電話番号や学籍番号を思い出してみてください。
おそらく、ぱっと思い浮かびましたよね?
10桁近くある、不規則な数字を即座に言えるって実は結構すごいことだと思いませんか?
しかも、暗記しようと頑張って覚えたわけではないと思います。
日頃何回も電話に打ち込んだり、テストの答案用紙に繰り返し書くうちに、頭にインプットされてしまったんでしょうね。
記憶のしかたにそったプロセスで暗記をする
学校の定期テストや国家試験の勉強って、勉強とはいうものの、要は暗記ですよね?
どれだけ多くの知識を暗記できているかが勝負になります。
極端な話、教科書や、参考書の内容を丸暗記すれば合格はほぼ確実といっていいでしょう。
では、どうすれば暗記量を増やすことができるのか。
その鍵が記憶するときのプロセスにあると私は思っています。
そもそも記憶には順番があると思っていて、多くの場合
「何度も触れて親しみを持つ→暗記するという」
この順番を辿ります。
だから、「常に勉強」し続けることで、学習内容に親しみを覚えやすくなります。
親しみをもって初めて、暗記するという次の段階に進むことができるのです。
最小限の時間だけだと、学習内容に親しみを持つことがなかなかできません。
そうすると、暗記するという次の段階に進めず、結果非効率な学習法になってしまうのです。
勉強を継続するために〜精神的・時間的負担を減らす〜
ただ、がむしゃらに勉強時間を増やせばいいというものではありません。
勉強を継続するには、精神的、時間的に大きな負担がかかります。
負担が大きいと、「や~めたっ」といって勉強自体をやめてしまいます。
これが一番もったいなく、効率が悪いと思います。
だってそもそも、勉強しないのであれば、学習内容と親しくなる機会がもてません。
そうなれば、暗記へのハードルがますます上がってしまうのです。
学習内容に親しみを持とうと思ったら、残念ながらある程度勉強に時間を割かねばなりません。
それでも負担をできるだけ減らすにはどうしたらいいでしょうか。
それには下準備が必要です。
そのために私は、ブログの中で3つの方法をお伝えしています。
- 目次の作成:授業時間の集中力アップと復習の効率アップ
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詳細は、リンク先の関連記事に譲ります。
上記で書いたポイントを読んでいただくときは、ぜひこうした背景があることを知っていただくと、さらに内容がスムーズに理解していただけるのではないかと思います。