あなたがこのブログを読んでいるということは、薬剤師国家試験の対策に興味があるということだと思います。

あなたは今大学何年生ですか?5・6年生でしょうか? 

それとも浪人生?

あるいは1~4年生だけれど、国家試験の対策はどういうものか、早めにみておこうと考えているシッカリ者かもしれませんね。

もしあなたが、5・6年生あるいは浪人生なら

このまま順番に記事を読みすすめてください。

きっと、役に立つ勉強のヒントをいくつか提供できると思います。

もしあなたが、1~4年生なら

この記事の後半に、ポイントをまとめたので、まず、目次から「1~4年生のあなたへ」の項目へ移動して、内容に目をとおしてみてください。

もちろん、このまま本文を読みすすめていただいても、問題ありませんよ!

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5・6年生あるいは浪人生のあなたへ

まずは、無事にこの学年まで進級あるいは卒業されたこと、おめでとうございます!

ここまで来るのは本当に大変だったと思います。

薬学生に最後に残された難関、それが国家試験です。

あと、もう一息頑張りましょう!

また、ここまでこられたということは、ある程度自分の勉強スタイルも確立されているのではないかと思います。

その勉強を信じて最後まで走りきっていただいても、いいと思います。

ただ、近年の傾向として国家試験が難しくなりつつあること、そして、今までの定期テストと国家試験の違いに戸惑いや不安を感じてはいませんか?

実際、私も現役時代は国家試験、すごく怖かったです!

だって、今までの定期テストとはわけが違うんですから!

話を分かりやすくするために、簡略化した例をつかってお話します。

薬剤師国家試験と定期テストの違い

例えば物理を考えてみましょう。

薬学の講義は、コア・カリキュラムという、薬学部共通のカリキュラムに従って進められます。

C1物質の物理的性質
C2 化学物質の分析
    ⋮

といったものです。

さらに細かく内容が分かれます。
C1物質の物理的性質
 (1)物質の構造
(2)物質の状態 I
     ⋮

こんな感じで。

私の大学の場合、基本的に一つの講義で一つの単元(例えばC1(1))だけを学習しました。

1つの講義あたりだいたい10ページ前後の配布資料が配られます。

かつ講座の回数が全10回だったとすると、手元の資料は100ページくらいになるわけです。

そこから、テストではだいたい50問前後の問題数が出題されました。

図にするとこんな感じです。

a figure

だいたい1ページあたり、0.5問テストで出題される計算です。

一方、薬剤師国家試験では、どうでしょう?

ここでは多くの薬学生が、国家試験対策で使っている青本を使って勉強するとします。

だいたい青本のページは500ページあります!

次に薬剤師国家試験の科目別出題数を見ると…

なんと、たったの30問しか出ないのです!

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参考書1ページあたり0.06問しか、実際の試験では出題されない計算になります!

つまり、大学の講義資料と、薬剤師国家試験の参考書では、1ページあたりに出題される問題数に、8倍も差があるのです。

a figure

ただし、あくまで単純化してお話しているだけなので、8倍という数字は必ずしも正確ではないかもしれません。

でも、これであなたにわかってほしかったのは、国家試験は、ほんの少ししか出ない問題数のために、たくさん勉強しなければいけないということです。

テスト本番にヤマをかけたとしても、たった30問しか出題されないので、ヤマが外れたら大変なことになります。

ですので、広く、そしてある程度深く、国家試験は勉強しなければいけないのです。

【3つの方法】薬剤師国家試験対策

『出題範囲は広い』

だけど

『出題数は少ない。』

だから出題範囲をできるだけまんべんなく覚える必要があります。

ただし知識が曖昧だと、正確な選択肢を選ぶことができないのです。

この事実に最初に私が気付いた時は、ゾッとしました。

だから、国家試験はできるだけ効率よく勉強しなければ..!

そう思って私は次の点に注意して勉強しました。

詳細はリンク先を覗いてみてください

  1. 過去問を徹底的に分析!!
  2. 【関連記事】【カンニングがコツ!?】薬剤師国家試験対策ー過去問の勉強法

  3. 参考書をを徹底的に!
  4. 【関連記事】【過去問より大事!?】薬剤師国家試験対策〜参考書の勉強法

  5. 模試は本番は成長するチャンス!
  6. 【関連記事】※現在執筆中※

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1~4年生のあなたへ

building blocks
早い段階から、国家試験対策を目指しているあなた。

素晴らしいです!

薬剤師国家試験の対策は、早いに越したことはありません。

是非一緒に、国家試験を乗り切りましょう!

ただし、あなたがまだ1-4年生であれば、まだがっつり国家試験対策をしなくても大丈夫です!

最初は着実に国家試験対策の準備をはじめ、時期が近いてきたら、本格的な対策にシフトしましょう!

あなたにオススメする勉強の優先順位は..

1.定期テスト対策

2.国家試験対策の下準備

です。

1.定期テスト対策

普段の定期テストの内容と薬剤師国家試験の内容は必ずしも同じではありません。

場合によっては、講義内容がマニアックすぎて、これ絶対国家試験でないだろーなー(笑 なんてこともありました。

ただ薬剤師国家試験を受けるためには、6年生まで進級しなければいけません。

そして進級するためには、定期テストでシッカリ点を取ることが必要です。

また、普段の講義内容は、国家試験と同じではなくても、関連しているのは間違いありません。

普段の勉強をシッカリしていれば、いざ国家試験対策を始めるときも、「あ〜。これ勉強したな〜」と思えるので、ハードルがかなり下がりますよ^ ^

2.国家試験対策の下準備

早く対策をするのはいいことですがいくつか問題点もあります。

それは、情報は更新されるということです。

日本薬局方をはじめとする、薬学関連の規則や法律は定期的に改定されます。

それに科学の進歩によって教材の内容も日々更新されています。

なので、国家試験対策をしたいからと、あまりに早い段階で青本などを購入すると、内容が大きく変わって、結局使えなかったーということになりかねません(これは私の実体験です(苦笑

ただ、教材のは変わるものの、過去問はもう変わることはありません。(法規などは変わることがありますが、その辺りは、教授や薬ゼミの教員話題にあげると思うので、シッカリ聞いておきましょう。)

なので、過去問を少しずつ手元に揃えることをオススメします。

数としては、自分が受ける予定の国家試験の、前の年の過去問から遡って6-10年ぶん揃えられるといいと思います。

そして、いざ過去問の内容を学習しよう!暗記しよう!と思ったとき、すぐ実践できるように、過去問をカスタマイズしていきましょう。

詳細は【関連記事】【カンニングがコツ!?】薬剤師国家試験対策ー過去問の勉強法の目次「3 過去問の勉強法」以降に記載しているので、みてみてくださいね。

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