受験勉強、定期テストの勉強に資格試験の勉強…。
学生時代、そして社会人になっても、勉強は避けることのできない存在です。
「さて、勉強をするぞ!」
と思っても、なかなか思い通りにいかない、集中できない…。
なんてこと、ありませんか?
その原因の一つが「疲れ」です。
それさえ改善されれば、あなたの勉強効率はもっと高まるはず!
では、そもそも、なぜ「勉強で疲れるのか」
疲れを「どうやって解消し、集中力を取り戻すか」
を順番にお伝えしようと思います♪
目次
体の部位別!疲れる原因3つ
疲れる原因を、体の3つの部位(脳・目・体)に分けてお話しします。
脳
勉強しているとき、脳はたくさんの情報を処理しなくてはなりません。
また、勉強しなければいけない、いい点数を取らねばならないというストレスにもさらされます。
ストレスを感じすると、アドレナリンや、ドーパミンなどといった神経伝達物質や、ストレスホルモンであるコルチゾールが放出されるようになります。
それらの物質は集中力や、計算、意思決定を司る前頭前野という脳の部位に影響をもたらします。
適切な量では問題ないのですが、過剰になりすぎると、脳の活動が鈍くなり、集中力の低下や疲労感が引き起こされてしまいます。
目
勉強していると、ずっと同じ場所にピントを合わせていますよね。
そして前傾姿勢になっていると、ノートや参考書との距離が近くなり、ますます負担がかかります。
それに勉強のように何か1つのことに集中していると、まばたきの回数も減ります。
これも目が乾燥し、疲れを感じる原因になるのです!
体
勉強をすると、集中するあまり、ついつい前のめり気味に!
姿勢が悪くなり、肩と腰に負担がかかりやすくなります。
また動かないと血流が悪くなり、老排物の排泄も悪くなり、疲労が蓄積されやすくなります。
疲れの解消には、勉強と休憩をバランスよく挟むことが大切
以上、疲れるメカニズムを部位別に見ていきました。
では、どうしたらこれらの疲れを解消することができるでしょうか?
大前提として、
「疲れを溜め過ぎないように、バランスよく休憩を挟むこと」が重要です!
例えば25分間で溜めた疲れはまだそこまでではないので、5分休憩すれば、対処は容易です。
しかしこれが50分溜めた疲れを10分の休憩、100分溜めた疲れを20分の休憩で解消するのは、だんだん難しくなってきます。
それに、一度自分の限界まで目や頭を酷使してしまうと、その日の残りずっと、目の疲れや頭痛、全身の倦怠感などに悩まされることになります。
さて、ではバランスよく休憩をとるためにはどうすればいいでしょうか?
オススメがこちらです!
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ポモドーロテクニック!
フランチェスコ・チェリーロ氏によって、提唱された時間管理術です。
耳慣れない名前で、「?」と思われるかもしれませんが、言っていることは簡単で、
- 25分集中したら→5分休憩
このサイクルを4回繰り返します。 - 4回の繰り返した終わったら、次に30分の長い休憩を取ります。
あとはこの1.2.の過程をひたすら繰り返すのです!
こうすると、バランスよく休憩をとることができるので、疲労をため込まずに済みます。
かつ、集中時間が25分と非常に限れらているため、締め切り効果も生まれ、集中力も高まるのです!
ちなみにこのポモドーロ、イタリア語で「トマト」という意味です。
フランチェスコさんが、実際に時間を測るときに利用していたトマト型のキッチンタイマーに由来しています。
ただ、いちいち、時間が来るたびにタイマーをセットしなおすのは面倒ですよね?
そんな時はこちらのアプリがオススメです!
25分の集中時間、5分の休憩、30分の休憩時間を自動的にお知らせしてくれます!
さらに、自分の好きな時間にカスタマイズすることも可能です!
英語表記ではありますが、直感的に操作できますし、有料版ではお気に入りの壁紙に変更することも可能です。
体の部位別!疲れをとる方法
さて、バランスよく勉強の合間に休憩をはさむことができたら、今度は、休憩時間に疲労をとる方法を実践しましょう♪
脳の疲れ
- 好きな音楽を聴いたりして、一度頭のなかをリフレッシュしましょう。
- 甘いものを食べて、脳の唯一の栄養源である糖を摂るのもいいですね。
目の疲れ
- 目の乾燥には目薬で潤いを補給しましょう!
- あっためた濡れタオルを瞼に乗せるのも効果的です。
なかなか、自習室でそんなことができない!という場合は、こちらのホットマスクでも代用できます!
- 目のピント調整の運動をする
人差し指をたてて、それを見つめましょう。
そのまま指を離したり、近づけたりすると、ピント調整の運動になりますよ。
体の疲れ
- まず、自分の姿勢に注目してみましょう。
勉強に集中するあまり、猫背になっていたりしませんか?
姿勢を正すだけでも、負担が和らぎますよ。
- 伸びをしたり肩を回したりして、肩甲骨をしっかり動かしましょう。
休み時間のうちに、トイレに行ったり、ちょっと勉強している部屋から抜け出すだけでも運動ですし、気分転換になります!
まとめ
いかがでしたか?
勉強疲れは、疲れる前に、しっかり「予防」することが大切です!
休憩と集中のメリハリをしっかりつければ、疲れにくいですし、勉強の効率が上がることは間違いなしです!
この調子で、ばっちり本番で点数をゲットしちゃいましょう♪