友達と距離を置きたくなるときってありますよね。

できればお互いが傷つかないように穏便に済ませたいもの。

 

ここでは、

  • そもそもなぜ友達と距離を置きたくなってしまうのか
  • 波風をできるだけ立てず距離を置く方法

をご紹介します。


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距離を置きたくなるタイミング

最初は友達として仲良く付き合っていても、時間が経つにつれて「アレッ?」と思うことが増えます。

それが積み重なって距離を置きたいと思うようになるのです。

価値観の違い

学校時代の友達とだんだんと疎遠になる理由の一つが価値観の違いです。

いくら学生時代に仲が良くても、大人になるに従って価値観の違いがはっきりするようになります。

 

お互いが楽しいと思えることが変わってくるので、話していても以前の様に面白いとは感じなくなります。

自分の主張を否定される

明らかに自分が間違っているときに、自分を叱ってくれる存在は貴重です。

 

しかし話を聞いて欲しいだけなのに、自分の意見を否定されたり、相手の意見を押しつけられたりすることが多くなると、正直付き合うのがしんどくなります。

 

ただでさえ、職場や家庭で厳しい意見を言われることがあります。

ですから、友達はお互いに共感や癒やし、楽しさを感じられる存在でいたいものです。

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愚痴ばかりになる

愚痴ばかり話す友人と話していると気が滅入ってしまいます。

お互い愚痴を発散し合えればいいのですが、一方的に愚痴を聞かされるだけでは苦痛に感じてしまいます。

格付けしてくる

仕事や子ども、夫のなど共通項があると、それをお互いに比較することはごく自然なことです。

 

ただ、相手が

「自分の方が優れている」

とさりげなくマウントをとってきたり、逆に

「私よりあなたの方が恵まれていてうらやましい」

と嫉妬するような態度にでると煩わしく感じます。

もしかしたら、友達ではなく知り合いだったのかも

  1. 価値観の違い
  2. 自分の主張を否定される
  3. 愚痴ばかりになる
  4. 格付けしてくる

の4つを挙げていきました。

2~4に対しては、その人は、そもそも友達だったのではなく、知り合いだったのでは?っと思ってしまうようなレベルです。

ただ、友達同士と言っても、お互い人間なので、多少なり2~4の要素はあるものだと思います。

 

問題はその程度で、あなたがあまりにもひどいと感じるようなら、十分距離を置く理由になります。

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距離の置き方

基本的に、はっきり距離を置きたいと伝える必要はないと思います。

友達になるときも、幼いときでもない限り「友達になろう」と言って友達になることはあまりありません。

 

気がついたら一緒に出かけたり、話す回数が増えて、お互いを友達と認識するようになります。

逆に距離を置くときも、わざわざ「友達をやめよう」とか「距離を置こう」とかいう必要はないと思います。

 

友達ははっきりした契約関係ではないので、自然に友達になって自然にフェードアウトしていけばいいのです。

 

またそのうちひょっこり相手の顔が見たくなる日が来るかもしれませんしね。

それにお互いの家が近かったり、職場や集まりの場で顔を合わせる機会があるなら、なおのこと穏便に距離を置きたいものです。

 

では、具体的に、友達と穏便に距離を置く方法を見ていきましょう。

どの方法にも共通しているのは、さりげなく、だんだん進めていくという点です。

こちらからは連絡をしない

当然と言えば当然ですが、距離を置きたいと思う相手にはこちらから連絡をしないことです。

どうしても連絡をしなくてはならないときは最低限の用件だけで済ますようにしましょう。

連絡の返信を遅くする

自分から連絡をしなくても相手から連絡が来てしまうこともあります。

そのときは返信を遅らせるようにしましょう。

いきなり長期間放置するのではなく、普段の返信スピードからだんだん段階を経て遅らせるようにしましょう。

 

返信の内容も、話を膨らませないように、簡潔に当たり障りのない相づちを心がけてください。

話を膨らませない

距離を置きたいと思っている期間中も、相手と会う約束をしたり、共通の集まりで会うことになるかもしれません。

ここで会話をするときも、話をあまり膨らませないようにしましょう。

 

自分の意見は言わないようにし、相づちを打つだけとどめます。

自分からも話題を振らないようにします。

相手の反応がいつもと違うと、相手もなんとなく話づらくなります。

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相手に付き合う時間を減らす

相手と付き合う時間も減らしていきましょう。

 

会う約束も、忙しいなどと口実を作って断る頻度をあげていきます。

また外で実際会う場合も、「この後に予定が入っているから●時までだけしかいられないんだ。ごめんね。」

と言うように時間を制限します。

 

つきあいが悪い相手とは、話していてもあまり楽しくありませんから、向こうもだんだん誘わなくなってくれるはずです。

生活の変化を利用する

もしあなたの生活に変化があるのであれば、それも友達と距離をおく口実として使いましょう。

  • 学生だったら勉強・部活の忙しさや学校の卒業
  • 勤めていたら、職場が繁忙期に入ったことや部署の異動
  • 家庭の事情
  • 趣味を始めた

などを理由にしましょう。

このような生活の変化を口実にすれば、友達との距離も置きやすくなります。

今の友達と距離をおくと、新しい友達と出会う機会が増える

new friends

勉強に、家事に、仕事に、子育に忙しいあなた。

そんな貴重な時間の一部を今の友達と過ごす時間に使っているのですから、その時間はできるだけ楽しいものにしたいですよね。

 

今距離を置きたいと思っている友達はどうでしょうか?

一緒に過ごしていて楽しい存在でしょうか?

 

人間関係を見直すことは、とてもしんどいですし、勇気がいります。

 

しかし、ここで上手く今の友達と距離を置くことができれば、自分の時間が生まれますし、なにより新しい友達と出会う機会も生まれます。

そんなことも踏まえて、友達と距離を置くということを、前向きにとらえてみてくださいね。

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