はじめまして。ぽぽと申します。現在都内調剤薬局に勤務する薬剤師・20代女性です。
この度は、「ぽぽの勉強部屋」に遊びに来ていただきありがとうございます。
このブログでは、「勉強部屋」とあるとおり、勉強法(薬学部学内試験・薬剤師国家試験・TOEIC他)を主なテーマに記事を掲載していこうと思います。
ブログを始めるにあたって、ぽぽってどんな人?どうしてブログを始めようと思ったの?―そこからご紹介しますね。
~大学入学早々勉強につまずいた~
まず、薬学部入学早々、勉強につまずいた…これが勉強法を追求するようになった理由です(笑
1年次の定期試験で、5科目が再試に…。再試の受験料は1科目2000円でしたから、1万円の損失ですね。(苦笑
それよりも、危機感を抱いたのが、「このままだと、留年してしまうのでは」ということでした。
~留年への危機感~
既にご存知の方も多いかと思いますが、薬学部は学費がすごく高いのです(医学部ほどではないですが)。
私の通った大学は、私立薬科大学の中でも学費が安い方でした。それでも年間200万円、卒業までに1200万円の学費がかかりました(汗。 (余談ですが、薬学部には奨学金生が多く、私の同期にも、数百万円単位の奨学金返済に追われる方が何人かいました。)
親には、「学費は工面する。ただ、学費が高いから、生活費は自分でバイトして稼ぎなさい」と言われました。
結果、昼食代や、教材費、交通費は、個別塾でのアルバイト代でまかないました。(人に教えること自体は楽しかったので、しんどいと思うことはありつつ、在学中はずっと続けました)
そんな状況で、留年(=200万円の学費を余計に払う)ことになったらと思うと…ぞっとしました。
~大学の講義と、大学入試のまでの違い~
そこで1年次の定期試験後から、勉強法を模索するようになしました。
まず、なぜ点数を取れないのだろうと考えました。そして、大学受験までの勉強法から卒業しなければいけない!という結論に達しました。
なぜなら、大学受験までと、大学入学後では、授業の構成が全く異なるからです。
大学受験までの授業は、基本的に生徒が、段階を踏んで理解できるように設計されています。段階を一歩ずつ学習し、マスターすることで、点数も伸びる。親切設計と言えるかもしれません。
ところが、大学の講義は全く違います。
大学受験までは、ちょっと足を上げたり、場合によっては、めいっぱい足を上げたりすれば、次の段まで上れることが多かったように思います。
しかし、大学の講義では、いきなり絶壁のような段差が現れることがあるのです。一体どうやって上ればいいものか…途方にくれることもしばしばありました。
大学から初めて学ぶ分野だと、更に悲惨です。初心者向けに段階を経て講義が展開されればよいのですが…。実際は、前提知識があって当然にように講義が進むことがほとんどです。対比するなら、不親切設計と言えるのかもしれません。
~コツコツ努力型の人間が、成績を上げる方法~
でも多くの学生が、涼しいカオで(当時の私にはそう見えました)試験をパスしていきました。どうして私は、周りの人ができることが、できないのだろう…という悔しさを感じました。
しかし悔しがってばかりでも仕方ないですよね。私は私なりに、コツコツ努力して、成績を上げていこう!と考えました(留年も回避せねばなりませんし)。そしてせっかくならオールAを目指す!という意気込みで勉強法を模索し始めました。
あの時の私の決断で良かったと思うところは、早々に今までの勉強法に見切りをつけたことです。
「なぜ点数が取れない?」
→授業の構造が変わったのに勉強法が変わらないから。
「ではどうかえればいい?」
→自分の知識の範囲ではわからない。
「ではどうすればわかるようになる?」
→勉強法を別の誰かに教えてもらおう!
とりたてて優秀でなくても、コツコツ地道取り組むことで、成果が出せる勉強法を求め、有料セミナーなどに通い、指導を仰ぎました。そして2年次の後半から、再試科目がなくなりました。さらに4年次~6年次はオールAを達成しました。
~成果の応用~
学んだ勉強法を活かし、
①薬剤師国家試験では7~8割の得点率で合格。(←数値が曖昧なのは、受かっていれば何点でもいいと、点数を覚えなかったためです(笑)
②TOEICは945点(2014年)を達成しました。
最後に…
「勉強に特別センスがあるわけではないけれど、コツコツ勉強を頑張るのは得意、あるいはできそう!」
「今の勉強法がうまくいかないと感じていて、なんとかしたい」
そう感じている方々に、新たな選択肢の一つとして、私の実践してきた勉強法がお役に立てれば幸いです。