こんにちは。ぽぽです!
私は自己紹介にも書かいているように、大学在学中TOEICのスコア945点をマークしました。
周りからは
「すごいね!」
「じゃあ英語ペラペラだね」
などどいってもらえるこが多いです。
ただ、実際にTOEICで900点を取得して感じたのは、
TOEICはある程度テクニックで対処できてしまうということです。
ほら、あなたも聞いたことありませんか?
「TOEICで満点だけど英語は全然話せません」
という人の話を。
私も、ごく簡単な日常会話はなんとかこなせますが、ビジネスで通用するかかというと無理だなぁと自覚しています。
ですので、TOEICで高得点をとることは決して特別なことではないんです。
テクニックと努力次第で点が取れてしまうということを知っていただければと思います。
目次
英語力が上がってから、TOEICの模擬試験を解いたり、本番の試験を受けたりしようと考えていませんか?
もしかしてあなたは、”もうちょっと英語力がついてから”、模擬試験を解いたり、本番の試験を受けたりしようと考えていませんか?
その気持ちはよ~~くわかります。
せっかく問題を解くなら、実力がついてから解いた方が、意味があるような気がしますよね?
でも、残念ながら、そんなことをしていたらいつまで経っても思うように成績は上がりません。
いずれは、あがるかもしれませんが、おそらく時間とお金を無駄にしてしまうでしょう。
そもそも、大学生でTOEICで高得点を狙う理由としては、自己研鑽というのももちろんあるでしょうが、
一番の理由は、「就職活動の特技の欄にかけるから」
というのが最大の理由ではないでしょうか。
つまりTOEICは、自分の志望する企業に近づくための手段に過ぎないということです。
しかも、TOEICが高得点な”だけ”で、就職が決まるということもないでしょう。(経験談)
だったら、TOEICにかける時間は最小限にして、インターンに参加するなり、自由な学生時代を謳歌するほうがいいとは思いませんか?
そのためにも、TOEICの模試や本番の試験は
実力が“上がってから”受けるのではなく
実力を“上げるため”に受けるもの
と考えてみてください。
TOEICの勉強を始める!と決め2ヶ月後の本番の試験に申し込む
本番のテストまで時間があると、勉強を先延ばしにしにしがち。
まじめに勉強をしているつもりでも、ついつい、集中力が散漫になってしまったりすることがあります。
なので、勉強の効率を上げるためには、強制的に自分にプレッシャーをかけることが大切です。
さすがに、あと、2か月後にTOEICを受けるとなったら、焦りますし、緊張感も高まりますよね?
そうすると勉強効率が高まります。
(締め切り効果というものですね)
ですので、一番直近の試験(2~3ヶ月後)の試験の申し込みをしてしまいましょう。
(リンク先から、テストに申し込めます)
仮に本番で思ったほどの点数が取れなくても大丈夫!
最初は点数を取るための試験というより、点数を伸ばすために受ける試験なのですから!
締め切り効果でギュギュっと勉強した経験と、TOEICの実際の空気を体験したという経験は、絶対点数を伸ばすうえでプラスになりますよ!
分野別TOEIC攻略方法
TOEIC対策の全体の流れは、次のように分けて考えます。
- リーディング/リスニングで共通の対策
- 個別の対策
- リーディング対策(パート5/6)
- リスニング対策(パート1~4)
パートの意味についてはそれぞれの章で詳しく説明していきます。
TOEICの試験構成について全く知らない場合は公式ホームページの説明を参考にして下さいね。
TOEIC公式問題集を購入
TOEIC攻略で欠かせないのがTOEICの公式問題集です。
これさえ完璧にマスターすればその他の教材はほぼ不要です。(一部例外があるのでそれは後ほど解説します)
まずは、TOEIC公式問題集を手に入れましょう。
それも、必ず、最新版を入手しましょう。
TOEICは定期的に試験のバージョンアップを行っているので、古い参考書では新しい形式に対応できない場合があります。
公式問題集の値段は高いので、アマゾンやブックオフで中古品を探してもいいのですが、必ず、最新の問題形式に対応しているのかは確認するようにしてくださいね。
また、テキストは、まず1冊から始めましょう!
何冊も参考書をこなすよりも、1冊を丁寧にマスターする方が実力がつきます。
1冊をマスターしたら、徐々に古い公式問題集に遡って勉強していきましょう。
問題集を“解く”のではなく、解答を”写す”!
ここからご紹介するTOEICの勉強法は、99%馴染みのないものだと思います。
だから、なんだそれ?と抵抗感を抱いてしまうかも。
でも、慣れてしまえば、違和感は消えますし、そのすごさを実感してもらえるんじゃないかと思います。
普通、問題集を使って勉強するときって、
①自力で問題集を解く→②解答集をみて、正誤を書き込む
というプロセスですよね?
(当たり前すぎてなんなのって話だと思いますが…。)
でも今回お教えする勉強法の場合「①自力で問題集を解く」必要はないです!!
いきなり②解答集をみて、正誤を書き込む
をやっちゃってください!!
正解を書き込むのはTOEICの問題集ではなく、解答集の方に!
もうちょっと詳しくいうと、TOEICの公式問題集は、
- 問題集
- 解答集
の独立した二つの冊子から構成されています。
問題集は、問題だけが載っている冊子です。
一方、解答集は、「問題の全文」と「解説」が同じページに載っています。
つまり、解答集を見れば、出題された問題と、解答、両方をいっぺんにチェックできるんです。
だから解答も、TOEICの、問題集の方ではなく、解答集に載ってる問題文に書いちゃいましょう!
ぶっちゃけ、問題集の方はポイッと捨てちゃってもOKです。
解答を写す上での注意
もしも正解が
a.nice
だった場合は、空欄にaと書き込むのではなく、niceときちんと書くようにしましょう。
そうすると、見直したときに、いちいち選択肢を見直さなくていいのでとても便利です♪
どうして、問題を解かなくていいの?
問題を解かずにいきなり解答を見ることに抵抗感を感じるかもしれません。
「いきなり解答をみちゃいけません!」と小中高と教育を受け続けているのでむしろ自然な反応だと思います。
でも、罪悪感なんて持つ必要ありません。
そもそも、勉強もしてない段階でTOEICの問題が解けるわけないじゃないですか!
にもかかわらず、「もうちょっと、英語ができるようになってから、問題を解こう」
なーんてやっていると、いつまで経っても問題が解けません。
問題を解かないのだから英語力が上がりようがありません。
英語力がつかないのでいつまで経っても問題を解かないという悪循環になってしまいます。
なんだか時間がもったいないと思いませんか?
勉強を始める段階での英語力なんてどーでもいいんです。
現状をきっちり把握して、TOEICの問題形式に慣れて、TOEICの試験によく出る単語や文法に絞ってどれだけ多く暗記できるかと言うことが大事なんです。
そのための近道として、公式問題集いっぱい書き込みをして、いっぱい知識を吸収しましょう!
※英語に自信があって、公式問題集の問題を解くのが苦ではない場合は、もちろん、腕試しとして最初に自力で問題を解いてOKです。
自分で書き込みをした問題集を何度も繰り返して読む!
さて、これで、TOEICで高得点をとるための下準備が整いました。
次は、TOEICの解答集を、ひたすら「見て」いきましょう。
読むではなく見るのがポイント。
ページをぱらぱらめくっていきます。
最初の目が滑るだけかもしれません。
猛烈に眠くなるだけかもしれません。
でも気にしないで何回もページをめくります。
すると不思議なことに、だんだんTOEICの問題に親近感がわいてきます。
本文を読む
問題集に慣れてきてきたら、徐々に本文の内容を見る→読むにシフトしてみましょう^^
意味の分からない単語(→マーカーでチェック)や文章(→カギ括弧でっくくる)がある場合はそれぞれ印をつけておきましょう。
意味のとれない文章が多すぎる場合は、とりあえず、きりがないのでマークはしなくて大丈夫です。
また、この段階では単語や文章の意味を調べようとしなくて大丈夫です。
文章の分かるところだけどんどん読んでいきましょう。
これを一通り、最後のページまでやってしまいましょう。
分からなかった文章や単語を調べる。
一通り、意味の分からなかった単語や文章にチェックをいれたら、今度は、意味を調べる作業に入りましょう。
このとき、わざわざ電子辞書で調べる必要はありません。
問題文のすぐしたに、全文の和訳/正解が載っていますので、そこから該当箇所をマークすればOKです。
この作業を進めるうちに、意外にTOEICでは同じ単語が繰り返し使われていることがわかります。(しかもビジネスに関する用語が多い)
ですので、何度も出てきた単語は優先的に覚える対象になります。
わざわざ単語帳を使わなくても、テキストが単語帳がわりになってくれます♪
しかも、例文付きなので意味も自然に入ってきやすいのです^^
繰り返しテキストを何度も読み返す
びっしりと書き込みをした、テキストは、あなたの勉強の強い味方です!
テキストは何度も読み直しましょう。
意味のとれないところは、日本語訳をのチカラを借りて読み進めましょう。
読み進めているうちに、
- すらすら読める文章
- 日本語訳を見ないと意味のとれない文章
にわかれます。
「すらすら読める文章」は、上からマジックペンや濃い色の色鉛筆で線を引いて消してしまいましょう。
そうすると、最終的に
- 日本語訳を見ないと意味のとれない文章
ばかりが残ります。
これも根気よく読んでいるうちに、一部、スラスラ読めるようになるのです。
それもどんどん消していきましょう。
数がどんどん絞られていくので、勉強を繰り返しているウチにだんだん覚えやすく、楽になってくるはずですよ。
パートごとの対策
TOEICの全体の対策をご紹介しました。
いままでの方法でも十分効率よく勉強することが可能です。
しかし、冒頭でも述べたとおり
- リーディング対策(パート5/6)
- リスニング対策(パート1~4)
では個別の対策が必要です。
リーディング対策(パート5/6)
パート5→短文穴埋め問題
パート6→長文穴埋め問題
名前からはわかりにくいのですが、要するにどちらも文法問題です。
文法の問題なので、出題傾向はパターン化されているのですが、公式問題集の解説を読んだだけでそのパターンを把握することは困難です。
なので、こちらは、公式問題集以外の教材を一緒に解くことをおすすめします。
オススメなのがこちらの教材
TOEIC TEST特急シリーズは、非常に有名な教材でたくさんのTOEIC受験生に使われています。
それだけ、内容も濃いです。
そして、教材自体の値段が安く1,000円程度で買えます。
片手サイズなので、持ち運びにも便利!
通学時間にも勉強できます。
これも、答えをバンバン書き込んで、何回も繰り返し読んで知識を自分のものにしましょう!!
リスニング対策
リスニングで点数が伸び悩む理由が2つあります。
- 知らない単語/文章が出てくる
- 英語のスピードが速すぎて理解できない
「知らない単語/文章が出てくる」この対策は、リスニング/リーディング共通の対策でクリアすることが可能です。
問題なのは
- 英語のスピードが速すぎて理解できない
と言うことです。
有効な対策としては、以下の2つがあります。
倍速再生
TOEICの公式問題集のCDをあえて2倍速くらいのスピードで聞いてみましょう。
最初は全く聞き取れなくて不安になるかもしれませんが、次第にそのスピードになれてきます。
なれた状態で、通常再生でリスニングの問題を解くと、
ものすごくゆっくりに感じて、聞き取りやすくなります。
シャドーウィング
また、文章や単語を聞き取れるようになるためには、自分が文章や単語を話せるようになることが大事です!
CDの音声を聞きつつ、すぐ後を追いかけるようにしてしゃべってみましょう。
これはシャドーウィングと言われる手法です。
できるようなら、倍速再生した状態でシャドーウィングにも挑戦してみましょう。
これを繰り返すことで格段にリスニング力が上がりますよ!
以上、TOEICの勉強法でした。
記事を参考にして、試験本番まで何度も何度も繰り返し勉強してくださいね!
いよいよ、TOEIC本番に迫ったら、ぜひこちらのページも参考にしてみて下さい!
【関連記事】【TOEIC】前日・当日の過ごし方と持ち物まとめ
あなたがTOEICで素晴らしい成果をだせるよう、応援しています^^
解答集にはすでに正答が書いてあると思うのですが、『解答集に正解を書き込む』ってどういうことですか?
解答集は、上半分に問題の原文、下半分に答えと解説が書いてあります。
上半分の原文は空欄がいくつかあります。
空欄のままでは読みにくいので、下半分に書いている正解を空欄に書き込みます。
これが『解答集に正解を書き込む』という文の意味です。