大学で配布された資料(レジメ)や定期テストの過去問を、あなたはどんなふうに整理していますか?
ただ雑然と、ファイルに放り込んでいるだけだったりしませんか?
あともうちょっと、整理の仕方を工夫するだけで、配布資料や過去問が、勉強の強い味方になりますよ。
今回はその方法をお伝えします。
目次
講義で配られる一般的な配布資料
私の大学の場合、配布資料はだいたいこんな感じでした↓
A3の大きな用紙を半分に折り曲げて、冊子状にしていました
縦開きだったり、横開きだったりしました。
この資料が、講義の回数を重ねるごとに増えていくわけです。
これをそのまま、クリアファイルに入れて行くだけでも整理にはなりますが、復習用にカスタマイズするという点では不十分です。
講義資料や過去問を復習用にカスタマイズしよう
講義資料や過去問を復習用にカスタマイズしようというと、難しく感じるかもしれません。
でも、要するに、あとからページを開くときに、めくりやすい状態に整えておこう、ということです。
第一回から最新の講義、あるいは数年分の過去問を、本にように一つの冊子にまとめる作業を行います。
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真ん中で切断する
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順番に重ねる
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一つにまとめる
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例外
先ほどの配布資料や過去問を、折り目に従って、切断します
そして講義の配布資料を第一回から最新版まで順番に重ね合わせます。
(定期テストの過去問であれば、逆に、最新版から過去に遡るような順番で重ねるほうがいいと思います。)
そして、下の写真のようにひとつにまとめます。
左の写真のように、穴あけパンチであなをあけて、そこにリングや紐を通すなどしてまとめてもいいですよね。
でもすっごく個人的には、右の写真にあるガチャックを使うことをおすすめします。
ガチャックは紙を傷つけずにまとめることのできる文房具です。
大きいものだと50枚程度の用紙をまとめることもできますし、留める金具はリサイクル可能なので、講義が回数を重ね、配布資料が増えても、新たにまとめなおすことが可能です。
(興味を持った方は検索してみてくださいね)
ちなみに…紙をまとめる文具として代表的なのは、ホッチキスですが、今回はおすすめしません。
ホッチキスだと、すぐ留められる枚数に限界がきてしまいます。
それに講義の回数を重ねるごとにいちいち教材に穴を開けることになるので面倒ですし、それを続けるうちに配布資料が破れてしまう可能性があるためです。
さて、これでいよいよ、配布資料や過去問を復習に便利な形に加工することができました。
配布資料にはいろいろな形態があります。
上で紹介したように、冊子印刷されている配布資料なら、切断してからまとめたほうが、めくりやすくなります。
ただし配布資料の中には冊子印刷されていない、普通の両面印刷のものもあります。
そのような資料を切断すると、ページの順番が変になって、読みにくくなってしまいます。
その場合は、切断するという作業はとばして、順番にまとめるだけにしてくださいね。
わずかな空き時間を利用して勉強する
こうすることで、格段に資料のめくりやすさが変わってきます。
特に電車での移動時間とかには重宝しますよ。
バラバラの状態のままだと、まず取り出すのが大変です。
また、取り出してみたはいいものの、自分が勉強を始めたい冊子を探すのに一苦労です。
この作業で数分取られたら、その分、配布資料や過去問を見る時間が減ってしまいますよね。
たとえそこで起こる時間のロスが1、2分程度だとしても、毎回同じことをしていたら、積もり積もってたくさんの時間を無駄にすることになります。
それに、毎回書類を探し出すのに苦労したら、そもそも、カバンから書類を取り出す行為すら面倒でやめてしまいそうですよね。
でも、今回は複数の講義や過去問を順番に、1冊の冊子にまとめたので、カバンから取り出すときも迷うことはなくなります。
かつ、自分が前回まで見ていた箇所に付箋をはったり、そのページが見える形で冊子を折っていれば、続きからすぐ勉強を始めることができそうじゃないですか?