塾講師は基本的にスーツを着て仕事をします。
暑い夏はクールビズOKのところが多いです。
女性は男性に比べて服装の自由度が高い分、どこまで着崩していいか悩みどころですよね。
そこで、実際に自分が塾講師をしていた経験から、夏にオススメの女性塾講師の服装をまとめました。
服装規定や塾長に確認を
服装を選ぶ上で一番確実なのは、事前に服装規定や塾長に確認をとることです。
服装に緩いように思える職場でも、実はNGな服装があったりするからです。
私が以前いた職場の場合、オフィスで着るようなチュニックや淡い色のついたシャツは
OKでしたが、ポロシャツは禁止でした。(それが服装規定なのか塾長の社会人としての常識からなのかは分かりませんでしたが)
ある講師がポロシャツの着用をはじめ、徐々にまわりもまねするようになりました。
私もまねしようと思っていた矢先、ポロシャツ組は塾長から注意を受けて、次回以降ポロシャツの着用は禁止されました。
つまり、
「他の社員も着ているからいいんだな」
と判断するのはちょっと危ないかもしれません。
(特に急に流行りだした服装は)
とはいっても、服装規定は抽象的な表現が多いので結局どういう服装がいいのかわかりません。
一番確実なのは、塾の風紀の管理にも責任がある塾長の見解を聞くことです。
ただ、塾長も具体的に「この服装は塾にはふさわしくない」という考えをもっているとは限りません。
講師の服装をみて初めて「これはちょっとダメなんじゃないか」と思う場合も多いのです。
ですから確認をとるときも、念のために具体的にどういう服装にしようと思っているかを伝え、それでいいか確認をとった方が確実でしょう。
ただし、塾長が男性だとなかなか服装については聞きづらいですよね。
その場合は勤続年数の長い女性の先輩にアドバイスをもらってもいいでしょう。
汗対策
夏は大量に汗をかきますし、夏期講習でスーツを身につける頻度も増えます。
ですから、汗の臭いが残りにくい抗菌仕様のものや、洗濯した後のケアが楽な形状記憶タイプのものを選ぶと楽になります。
また脇汗のケアも重要です。
ホワイトボードや黒板に字を書くときに生徒に脇が見えます。
生徒は大人と違って容赦がないので、脇汗のケアが甘いと、すぐネタにされる恐れがあります。
あなたが脇汗をかきやすい体質なら、脇汗が目だない色のトップスを購入するか、脇汗パッドや脇汗パッド一体型の下着を着用するなど工夫してみて下さい。
露出度をおさえる
夏場は、肌の露出が増えます。
このときに、露出度や色気が高くなりすぎないようにすることが大切です。
特に塾には思春期の中学生・高校生男子達が通ってくるので注意が必要です。
自分ではそんなつもりはないのに、まわりから生徒から親に話が伝わり、トラブルになる場合もありあます。
この露出度や色気に関しては、同僚や上司から注意されることはあまりありません。
下手をすると注意した方がセクハラ扱いされてしまうからです。
トラブルになる前に自分で気づいて対処していきましょう。
特に注意が必要なのは下着です。
- 上のインナーは、シャツやチュニックから見えにくいようなベージュのもの
- 下のインナーもスカートやズボンに下着ラインが響きにくいもの
を選ぶようにしましょう。
個人的にはユニクロのエアリズムがすごくオススメです。
またスカートを着用する場合丈も要注意です。
丈が長すぎてもだらしない印象ですし、短すぎると座ったとき足が見えすぎてしまいます。
座ったときと立ったとき両方の丈感をきちんと確認してから購入しましょう。
シャツの裾
塾講師は授業中に案外動きます。
- 生徒の隣に座る
- 黒板やホワイトボードの高いところに書くために伸びをする
- 落としたペンや消しゴムを拾う
など。
そのとびにインしたシャツが外に出てくるとかっこわるいです。
特に夏場は上にジャケットを着ないことが多いのごまかすこともできません。
トップスをパンツスーツやスカートにインして使用する場合は、しゃがんだり座ったりしても出てこない長さの裾(すそ)のトップスを選びましょう。
ボトムスに関しても、シャツが外に出にくいように、股上が深めのものを選んでもいいでしょう。
どうしてもシャツが出てしまうなら、逆にインしないのもありです。
その場合裾が長すぎてだらしなく見えないデザインのものを選ぶようにしましょう。
まとめ
夏場のクールビズではどんな服装をしたらいいか迷ってしまいますよね。
でも、
- 社内規定を見たり、上司に確認する
- 汗対策をする
- 過度な露出は控える
- シャツの裾の扱い
この4点を気をつければ大丈夫です。
暑い夏もクールビズで頑張ってくださいね。